こんにちは。”戻らない美容”をお届けするオラです。
40代に入ってから「指の付け根が痛い」「腕や手がしびれる」といった症状で悩んでいませんか⁈
私のサロンでも、手の不調で悩む40代以降の女性がとても増えています。
病院や治療院に行き治療を受けたが「全く改善が見られない」「もう手術しか方法はないのかな~…」
そんな不安が続いている方へ希望の光となりますように。
結論から:ホルモンバランスの変化と腸内環境の乱れが、あなたの手に影響しています
「手のしびれやバネ指は、手の使いすぎだから仕方ない」そう思っていませんか?
もちろん、長時間のパソコン作業や家事・趣味での手の酷使は関係します。
しかし、40代女性に多く見られる”しびれ・痛みが長引く症状”には、もっと深い背景があります。
近年の研究で、ばね指の原因に「ホルモンバランス」が大きく関係していることが分かってます。
また、腸内環境の乱れが神経や関節、血流に影響を与え手の不調として現れるケースが増えているのです。
病院で治療を受けてもなかなか改善しない方ほど、この2つの観点を持つことで道が開けることがあります。今日はその理由とすぐに始められる改善法をお伝えします。
こんな症状ありませんか?

朝起きたとき、手や指に違和感がある。
それはもしかしたら「腱鞘炎」や「神経の炎症」が進んでいるサインかもしれません。
「バネ指」という名前で知られるこの症状の正式名称は、狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)です。
炎症が起こるのは「腱鞘」や「滑膜(かつまく)」という部分。指を動かすための腱が通るトンネルが炎症で狭くなり、腱がスムーズに動かなくなります。
病院では「手の酷使」や「年齢的変化」が原因とされることが多いですが、実際にはそれだけで説明できないケースもあります。
本当の理由①ホルモンバランスの変化
40代~更年期にかけて、女性ホルモン(エストロゲン)は急激に減少し痛みが長引いていきます。
エストロゲンには
- 炎症を抑える
- 血管を柔らかく保つ
- 自律神経のバランスを整える
といった働きがあります。
分かりやすくお伝えすると、エストロゲンは私たちの体の”消火隊”。
関節や腱で炎症を起こすと、そこは小さな火事が起きているような状態。腫れて熱を持ち、神経が刺激されて痛みやしびれが出やすくなります。
そこに助っ人!エストロゲンが登場。小さな火事に水をかけて、これ以上に炎が広がらないようにしてくれるのです。
しかし、更年期が近づくとこの消火隊の数が激減し、同じような刺激や使い方でも炎症が長引き治りにくくなるのです。
そして追い打ちをかけるように、ホルモンバランスの変化で自律神経まで影響が及びます。
自律神経が乱れると血流が悪くなり、組織の修復に必要な酸素や栄養が届きにくくなるため痛みやしびれがさらに悪化しやすくなるのです。
本当の理由②腸内環境の乱れ

腸は免疫細胞の7割が集まる場所です。
腸内環境が乱れると、炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)が全身に回り手の炎症や神経質を悪化させます。
特に、以下の食生活は腸内環境を乱しやすいです。
お客様の事例①パンが大好きだった方

とてもスタイルがよく綺麗な40代女性のお客様。朝昼とほとんどパン、夜が白米という食生活を何年も続けていました。
腸内解析の結果は、悪玉菌優位で炎症マーカーも高め。
本人は病院で「手の使いすぎ」と言われていたため半信半疑でしたが、食生活の見直しを始めたところ数カ月で痛みが軽減。
【改善ポイント】
- パンを週1~2回に減らす
- 納豆・ぬか漬け・味噌汁などの発酵食品を毎日摂り入れる
- 野菜・海藻・きのこで食物繊維を増やす
お客様の事例②甘いものが大好きだった方

別のお客様は、疲れるとチョコやスイーツで一息つく習慣がありました。
腸内解析では糖質過多による悪玉菌の増加が見られ、腸内の多様性も低下していました。
糖質を果実やはちみつに置き換え、甘味を楽しみながら腸にやさしい生活へ。
数カ月後にはしびれの頻度が減り、手の動きもスムーズに。
まずはすぐできるセルフケア
今日から始められことはたくさんあります。
できるところから始めてみましょう。
次のステップ:腸内解析で可視化

セルフケアだけでも改善は見られますが、より確実な方法が腸内解析です。
これにより「何を減らし、何を増やすか」が明確になり再発予防まで見据えた計画が立てられます。
まとめ
40代女性の手のしびれ・痛みが長引く背景には
- ホルモンバランスの変化
- 腸内環境の乱れ
の2つが深く関係しています。
病院の治療に加えて「腸から整える」視点を持つことで、症状の軽減や再発予防が可能です。
まずは食生活の見直しから始めてみましょう。そして、自分の腸内環境を知ることがあなたの手の健康を守る第一歩になります。

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